日曜安全保障 新ジャンル? 8秒の映像分析 中国SNSで拡散“ミサイル”の正体

TikTokやファーウェイなどをめぐって激しさを増す、アメリカと中国の対立。 安全保障も例外ではない。 1日は、対立の鍵を握る、日本の南にある巨大レーダーに迫る。 10月中旬、中国のSNS・ウェイボで出回った、たった8秒の映像。 H-6N爆撃機がつり下げていた新型ミサイルが、世界の軍事専門家の注目を集めた。 この新型ミサイルについて、フジテレビ・能勢解説委員は「西側にはないジャンルの空中発射弾道ミサイル、または、その模擬弾とみられ、その先端は、下が平らで、日米の弾道ミサイル防衛では対処が難しい。極超音速滑空体(マッハ5以上で飛びながら機動する飛翔(ひしょう)体)の可能性がある」と話した。 その中国にとって、目の上のたんこぶ的存在が、台湾の蔡英文政権。 蔡英文総統は、軍の部隊や関連施設を勢力的にめぐって、中国には簡単に屈しない姿勢を示している。 台湾の事実上の後ろ盾になっているのが、アメリカ。